]]>JUSTICE / †http://mats3003.exblog.jp/5955444/2007-08-04T02:33:06+09:002007-08-04T02:33:06+09:002007-08-04T02:33:06+09:00mats3003CDorCD-rなんか、CARRY ONに飽きたのでここはいったん休止。
別のところでリスタートするかもしれないし、しないかもしれない。
始める時のブログ名は決めてます。7/7のoff the pitchでかけた曲のタイトルです。ちなみに場所はexcite以外です。
ええと、そろそろjusticeや最近のニューエレクトロブームについて自分として決着を付けておかないといけないなあと思って文章を書いてみます。
justiceのアルバムは確かにすごい。みんながみんな絶賛しているのもよくわかる。たぶん、世間のニューエレクトロやニューレイブのシーンのファンの人たちが待ち望んでいた音はこういう音で、それをそのまま出してくれているのがこのアルバムなのだ。
ただ、これを聞いてつくづく痛感してしまうのは、これを聞いてる人にとってはこれは強烈な試金石になってるということだ。なんというか、平たく言えば、このアルバムは完全にシーンを総括してしまっているのだ。きっと今後、ニューレイブシーンそのものがちゃんと発展するか、それとも一過性のブームに終わるかどうかはこのアルバムを聞いたあなた方の耳にかかってる。いや、むしろ、このアルバムの次にあなたがどの音楽に手を伸ばすかにかかってる。もっとひどいことを言えば、これ聞いて満足してたらあなたの耳はダメだ。
多分、このアルバムから1年くらいはおそらくこのアルバムの収録曲の劣化コピーのような作品が世の中に大量に出るだろう。もしくはこのアルバムの収録曲などの勝手リミックスや勝手マッシュアップも、myspaceやzshareあたりを中心に大量にアップされるだろう。もし、あなたがそれらを聞いてるだけで得意がってるようだったら、あなたはそこで終わりだ。後はしばらくの高揚感と数年後のあの頃はよかったの空気に浸るだけだ。
ポップミュージックの進化とは拡大再生産であるというのが僕の長年の持論なのだが、このアルバムにはここから拡大していく生産性を見つけられないのだ。多分、どんな勝手リミックスや勝手マッシュアップもおそらくは、justiceのオリジナルのインパクトや考えていることを超えることは無いだろう。それくらい、今、これに手をつけてしまうのは危険すぎる。
このアルバムを聞いたときに連想したアルバムは実はmint royaleの1stアルバムon the ropesだった。といっても分かる人なんていないだろう。少なくてもこのブログを読んでいる人には。
当時のビッグビートのシーンは今のニューエレクトロ・ニューレイブのシーンよりもはるかにちっちゃかったわけだが、状況は酷似していると僕には感じられてならない。
あの頃の音楽がつくった空気の最高傑作がそのon the ropesだった。mint royaleはそれまでのリミックスもシングルカットもすべてがビッグビートの文脈において傑作だった。そして、このオプティミスティックな空気は永遠に続くことを祈る人が沢山ダンスフロアにいた。
でも、結局、その後1年もすれば、あっさりとビッグビートの空気は過ぎ去り、あの頃の音を聞いてた人は、人によってフレンチハウスに行ったり、ニュースクールブレイクスに行ったり、ヒップホップに行ったり、三々五々と散らばっていった。おそらく、最初にそれを見捨てたのはchemical brothersで、決定打になったのはfatboy slimだろう、最もfatboy slimはその後しばらく苦難の道がつづいたのだが。
そう考えるとあのアルバムは、ある意味傑作すぎた。あの1枚さえあればビッグビートの全部が俯瞰できたように思えてしまったのがいけなかった。キュートでハッピーな歌ものdon't falterやダンスフロアをマッシブに狂わせたrock'n'roll bar、それになんといっても、永遠のビッグビートアンセムshake me。どれも傑作すぎた。
あのアルバムを聞いてしまうと、正直、その後のビッグビートは全部フォロワーに聞こえてしまったし、ブームが終わるまでのカウントダウンをあのアルバムは引いてしまった。
でもって、justiceのこのアルバムには同じ匂いが感じられてならないのだ。完璧すぎる。いや、言い換えれば優等生すぎる。
アルバムとして何回聞いても、アラがみつからない。すんなりと最初から最後まで聞けてしまう。もちろんシングルカット曲も最高だし、uffieやscinario rockを迎えた歌モノもえらくかっこよくまとまってる。個人的にはscinario rockを迎えたdvnoのニューウェーブ加減は大好き。new jackとかstressなどのトラックモノもかっこいい。
そう、全体にまとまりすぎている。全体の完成度から言えば、daft punkのhuman after allの数段上をいっている。だからこそ、僕はこのアルバムはこわい。まるで聞き終わった後で、justiceの2人に(いや、さらに言えば、pedroたちed bangerのクルーに)「ね、こういうの聞きたかったんでしょ」って言われてしまってるような気にさせられるのだ。
mint royalのon the ropeを聞いてた頃の僕なら、それにも気づかなかったかもしれない。でも、いくつものシーンが誕生して成長して停滞してつぶるという苦い気分を味わってる僕にとっては、もうそんなことは言われたくはないのだ。
だから、僕は新しい音楽を聴き続けたい。その気分を再確認させられたのがこのアルバムなのだろう。
JUSTICE / †]]>off the PITCH Vol.04 set listhttp://mats3003.exblog.jp/5870626/2007-07-15T01:32:12+09:002007-07-15T01:33:05+09:002007-07-15T01:33:05+09:00mats3003その他雑記いいかげん、そろそろ書かないと完全に忘れそうなので、書いときます。
7/7のoff the pitch vol.4のsetlistです。まあ、といっても僕分だけですが。
the black ghosts / anyway you choose to give it
-
mathematikal / electrophant (madox remix at mad@ears lab (naples))
-
trevor loveys / organ grinder
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tmn / u.k. passenger (u.k. lap techno mix)
-
deee light / groove is in the heart (tocadisco unreleased remix)
-
robbie williams / lovelight (soulwax ravelight vocal)
-
gossip / listen up (pumks jump up remix)
-
tittsworth / september
-
dj delicious presents phunk-a-delic / rockin'
-
dj edgar / pura satisfacao
-
cornershop / brimful of asha (norman cook remix)
-
今回はlapinさんが途中からですが、音をとってアップしてくれてますので、いちおうご案内。
20070707mats n lapin01.mp3
ちょうど僕のtmnが始まる直前からですね。
]]>mats n' lapin 公演情報 (7/7までトップにしてます)http://mats3003.exblog.jp/5617367/2007-07-07T23:59:00+09:002007-06-13T02:14:11+09:002007-05-21T01:47:40+09:00mats3003その他雑記
ということでしばらくトップに置いとく宣伝スペースです。
ぜひとも遊びに来てください。
もう一本は前回は僕がソロで参加したoff the pitch。
場所も前回と同じく渋谷softです。前回と同じく土曜の夕方という社会人のカラダにやさしい仕様となってます。
今回はmats n' lapinで前回の300%アップのアッパーフレイバーでやります。
off the PITCH Vol.04
◆日時:
2007年07月07日(土) 16:00-21:00
◆場所:
渋谷SOFT
渋谷区渋谷3-1-9-B1
03-5467-5817
◆Charge:
¥1500/1drink
フード有り
◆DJ:
yo-hey(fcIbiza)
Tsubasa(Everything for Everyone)
tetsushi(blue:)
mats n' lapin(mats3003&lapin B2B)
Miyamans(NICEWEATHER )
ちなみに両方ともmixiコミュがあるので、ご参考までに。
IVORY.
off the PITCH
mats n' lapin
myspaceでマッシュアップや自作トラックを精力的に発表しているlapin (ecrits)と、ブログ暦ばかり多少長いmats3003 (CARRY ON)によるエレクトロダンスDJユニット。
友人とB2BでDJをやったlapinにmats3003が「いいなあ、オレもやりたい」といったことが結成のきっかけ。当初は普通のB2Bのように2人のDJがそれぞれにかける曲を通じて、組み合わせの妙を楽しむ方向でかんがえていたものの、いまいち乗り切れないのと大阪のarkでのthe めがね~ずに触発されて方向転換。
lapinの自作のトラックや最強のマッシュアップに対し、どうやって予想つかない方向に持っていくかをmats3003が探し出していくパターンを提案。
mats3003曰く「JUSTICE の最先端感とTMVGのセンスオブユーモアが同居する」DJユニット。エレクトロのかっこよさだけに目を奪われがちな中、初期のマッシュアップが持っていたクラブミュージックにおける諧謔性をリプレゼントするいわば「原典回帰の最先端型B2Bユニット」。直球の大ネタやマッシュアップの連続技でフロアを盛り上げていくスタイルは、ロック以上にロックを感じさせる。]]>お買い物リストhttp://mats3003.exblog.jp/5767228/2007-06-21T11:42:30+09:002007-06-21T11:42:30+09:002007-06-21T11:42:30+09:00mats3003その他雑記
お買い物リスト
jetsetとかciscoとかのリンクとなってますが、別にそこで買ったとは限らないです。
いちおう、直近1ヶ月くらいの購入記録です。]]>IVORY. openning party (2007.06.08.FRI )http://mats3003.exblog.jp/5729200/2007-06-13T02:09:00+09:002007-06-15T18:01:52+09:002007-06-13T02:09:43+09:00mats3003その他雑記少し、時間が経っちゃいましたが、IVORY.にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
mats n' lapinは今回は少し狙いすぎたかなとも思いましたが、phan-kyでみんながえらく盛り上がってたのが嬉しかったです。
他の皆さんのDJも最高でした。とりわけキョウオカさんが僕のsouthern fried setの後にhear my nameでつなげてくれたのはちょっと嬉しかったです(笑) 後、イシイさんが最後、fairgroundでしめたのはものすごく共感です。(なんせ、mats n' lapinの裏テーマはエレクトロ世代のtmvgですから)
楽しいパーティでした。またぜひとも呼んでください(>イシイさん、ayumuuさん)
とりあえずのトラックリスト
mats3003 (exclusive southern fried set)
the feelgood factor / the whole church should get drunk (ECB15)
the mighty dub cats / super disco trance vol.1 (ECB01)
scanty sandwich / it's quicker by tube (ECB19)
the space cowboy / sun is shining (ECB22)
co-fusion / hot! hot! (love to heart) (ECB82)
paul masterson presents subway / pullin' for two (vocal club mix) (ECB83)
cagedbaby / hello there (the presets remix) (ECB96S)
the black ghosts / anyway you choose to give it (ECB117S)
mighty dub katz / magic carpet ride 07' (ECB118)
できるだけsouthern fried & testedには収録されてないトラックを中心に選曲しました。
とりあえず、1曲目にthe whole church should get drunkがかけられて満足。
mats n' lapin
Ramones / Do You Remember Rock 'N' Roll Radio
Rapture / Get Myself Into It (SebastiAn Remix)
Robbie Williams / Lovelight (soulwax ravelight vocal)
Klaxons / Gravity's Rainbow (Soulwax Remix)
DJ Tonka / Phun-ky
Nirvana / Smells Like Teen Spirit (Patrick Alavi ReroX)
Fuck U Very Much / President Of Usa
Audioporno / Washing Up M.I.A.
Torikabuto / J.W.A. (sunaga t experience remix)
Zongamin / Bongo Song
J / Unknown
? / ?
Shy Child / Drop The Phone
Phoenix / Long Distance Call (25 Hours A Day Remix)
The Space Cowboy / I Would Die 4 U
Guns N' Bombs / Crossover Appeal
Annie / Heartbeat (Alan Braxe & Fred Falke Mix)
ところで、今回は僕にとってもすごく刺激のあった一晩でした。
本当に突然、小学校~中学校時代からの友人が遊びに来てくれたのです。
彼は高校くらいのころからヒップホップDJとして活動をしてて、いまやかなり名の通ったDJの一人となっているのですが、そんな彼が突然来てくれたのです。たまたま僕が彼をmixiで発見してコンタクトしたのが縁だったのですが、もう、本当に遊びに来ると言われてびっくり。そして、本当に来てさらにびっくり。ちなみに彼の友人が写真を取ってくれたのですが、それが彼のブログに貼られちゃいました。何気に僕らの小学校時代の写真まで貼ってやがります(笑)
彼と僕とは住んでる音楽の世界はちょっと違うものの、クラブミュージックというくくりの中では同じなわけで、お互い色々しゃべってました。
そしたら、彼の情報で同じ小学校時代の友人の一人が今、阿佐ヶ谷スパイダースで俳優をやってるという情報を入手。なんかすげー。活躍している人が意外と身近にいたのね。
そんでもって、僕も翌日は彼のイベントに遊びに行ったわけです。
いやあ、hip-hopのイベントはほぼ初めてです。
すごいのね。ガッツンガッツン盛り上げてました。色々友人も紹介されました。いい人たちでした。本当に熱いイベントでジャンル的には門外漢にもかかわらず最高に楽しかったです。
今度はじっくり飲みましょうと約束してお別れ。
っつうことで、thanks mr. beats a.k.a. dj celory!!
]]>X-PRESS 2 / WITCHI TAI TOhttp://mats3003.exblog.jp/5707023/2007-06-08T12:34:43+09:002007-06-08T12:34:43+09:002007-06-08T12:34:43+09:00mats300312 inch今日の夜は渋谷のclub rootyでIVORY.です。
僕のソロセットは23:15-23:45、僕とlapinくんのユニットmats n' lapinの時間は02:20-03:05です。
ソロセットは本当にsouthern fried音源しかかけません!
mats n' lapinはかなりキャッチーに攻めます。
とにかく、楽しんでいただけるようにフルスロットルでがんばりますので、ぜひとも遊びにきてください。
x-press 2のシングルが、ちょっと好きな感じだったので紹介。
カバー曲ですね。元々はアメリカンインディアンの聖歌で、色んな人がカバーしてるアメリカのポップシーンでは有名な曲だとか。確かにメロディラインは聞いたことあるかも。
これをgive itなんかのラインのようなさわやかエレクトロハウスにしてます。ボーカルはpoliphonic spreeの人ですか。ちょっとトランシーなメロディがすごく気持ち良いです。
でもって、これをリミックスしたのは盟友andrew wetherallの2 lone swordsmen 。これがねえ、最近のwetherallの路線をそのまま行ったようなインディバレアリックダンスなんですよ。もうねえ、do you remember the second summer of love?って感じですわ。ここまでバレアリックなリミックスは楽しいですね。なんか、これ聞くとwetherallさんは「昨今のわかいやつらのニューレイブなんて、俺にはこんな風にちゃちゃっと作れちまうんだぜ」なんて舌を出して言ってるような痛快さを感じてなりません。まあ、なんつうか大人の余裕?(笑)
他にもradio slaveっぽいダークエレクトロにしたspencer parkerと派手派手プログレッシブハウスにしたm factorのリミックスもなかなかです。
やっぱオススメは2 lone swordmen mixかな。
X-PRESS 2 / WITCHI TAI TO]]>CO-FUSION / HOT! HOT! (LOVE TO HEART)http://mats3003.exblog.jp/5696264/2007-06-06T01:21:00+09:002007-06-06T01:52:35+09:002007-06-06T01:21:20+09:00mats3003southern fried言うまでもなく、今週末金曜日はrootyでivory.です。ぜひとも遊びに来てください。
声かけてくれれば、ビールの一杯くらいおごりますとも。
mats n' lapinでは、ボクはできるだけ分かりやすい方向に持っていくことを心がけてやることにしてますんで、いらした方には楽しんでいただけるかと。
CO-FUSION / HOT! HOT! (LOVE TO HEART)]]>CAPTAIN FUNK / HEAVY METALhttp://mats3003.exblog.jp/5662568/2007-05-30T02:22:58+09:002007-05-30T02:22:58+09:002007-05-30T02:22:58+09:00mats3003CDorCD-r本読みモードに入ってるので、包帯クラブも読了。映画化するってのもあるので読んでみたんですが、いい本でした。一日で読めちゃう分量です。しかし、この映画、キャスティングがばっちりだなあ。いいねえ。
captain funkのもう1枚の方は、ある意味タイトル通り、ヘビーでメタリックなエレクトロロックアルバムになってます。
昨今のエレクトロアーティストたちとちょっと違うのはギターの多用具合。ここまで徹底的にロックで攻めてくるのはやっぱり80'sの血がなせる業か。
のっけのboogie electriclandから、ビリビリのベースラインとギターのリフがかっこいいエレクトロロックになってます。でも何気に聞いててfuzita blenderのサムライバトルロワイヤルっぽいなと思った。
つづく#2のkick the beatsなんて、普通にインディロックだし、#3の女性ボーカル曲なんかはちょっとtommy heavenly入ってる。やっぱ80'sですわ。
でもって、個人的な盛り上がりポイントは#4のcarry on。いや、別にタイトルがcarry onだからってわけではちょっとある(笑)でも、Aメロのベースラインの上での歌から、サビへとつながるところの気持ちよさはhard to beatに近いものがあります。これ、大江さんself-remixして12インチカットしてくれたら死ぬほどかけるんだけど、やってくれないかなあ。
途中までどう聞いてもプログレロックな展開が唐突にアシッドダンスに変わるdon't waste my acidはこの後半だけかけるDJとかいそう。
中盤から後半にかけてはちょっとエレクトロ度が高まる。でもやっぱり全体にメタルの色が強いです。
funk lesson '79みたいなギミックたっぷりな展開は大江さんの持ち駒ですね。
基本的にcaptain funkってデビューの頃から音の中に諧謔性がたっぷりと含まれてて、それが僕はたまらなく好きだったんだけど、今回もちゃんと聞くとそんな感じですね。
普通、2枚同時リリースだと、どっちかオススメってことになるんだけど、今回はどっちもありですね。いわゆるニューエレクトロっぽいのが好きな人はこっちのが好きって人は多いかも。これ聞いた人の間で双方から良いところ取りして、metal & mellowってやってみても面白いですね。
CAPTAIN FUNK / HEAVY METAL]]>CAPTAIN FUNK / HEAVY MELLOWhttp://mats3003.exblog.jp/5657448/2007-05-29T02:09:33+09:002007-05-29T02:09:34+09:002007-05-29T02:09:34+09:00mats3003CDorCD-rあわただしい日々を送っております。
captain funkの新作を紹介しますかね。
2枚同時リリースのうち、こっちはheavy mellowってことなんだけど、全然メロウじゃなくって、エレクトロポップが満載の楽しすぎるアルバム。ちょっとポップスすぎるくらいポップな音になってます。昨今のエレクトロのアーティストと比較すると、80's感が非常に強いのは大江さんがその時代をリアルタイムだったからだと推測。
全体的に非常に思うのは強い日本感。意識的に歌ものを多く収録しているせいかとは思うのですが、すごくメロディのセンスが日本人だなあと思います。しかもシティポップスの匂い。キリンジみたいといってもいいかも。この日本人感って、悪口みたいに思う人もいるだろうけど、むしろ、強みだと思う。だって、日本人なんだからヨーロッパの人たちみたいにはなりきれないでしょ。ただ、やっぱ日本語よりは英語で歌った方がいいなあとはラストのスターダストを聞いてちょっと思ったのも事実。ちょっとだけ生々しすぎる(笑)
個別のトラックについて書くと、#2のtell meのディスコハウスmeetsニューエレクトロな展開なんて、できるのは大江さんくらいだよなあ。そこからdigital love真っ青のcall on meのスイートなメロディも良い感じ。なんとなく、これを聞いて想起したのはfpmのtell meだったりするのは出来すぎか(笑)
#5~#7あたりの80年代ストレートなディスコ具合も有り。何気に大江さんのボーカルもあの頃のテイストですな。
多分、このアルバムを聞いた人で好きな人が多そうなのが#9のget over you。これ、大江さん、tribute 05を下敷きにしてません(笑)? いわゆるlifelikeにもつながる泣き虫ディスコ路線です。しかもメロディラインがシティポップス入ってるので、もっと泣けます。これはクラブでかけたい!
気分的にはもうちょっとエッジィな感じのトラックも聞きたかったのもあることはあるのですが、でも、最近聞いたダンス系のアルバムではかなり好きです。
CAPTAIN FUNK / HEAVY MELLOW]]>V.A (MIXED BY MIGHTY DUB KATS & CAGEDBABY) / SOUTHERN FRIED & TESTEDhttp://mats3003.exblog.jp/5651887/2007-05-28T00:45:00+09:002007-05-28T16:27:28+09:002007-05-28T00:45:31+09:00mats3003southern friedここんところ、ちょっとだけ読書モードに突入してて、星新一 一〇〇一話をつくった人を通勤電車で読み終えた。星新一の本、実家から持ってこようかな。幼少時代のかこさとしと小学生時代の星新一が僕の読書遍歴に大きく影響を与えているのは間違いないです。
southern fried records(ほぼ)オールカタログレビュー
ECB115CD リリースは2007年5月。
やっぱこれは先に紹介しときましょう。
うちのblogにとっては無くてはならないレーベルsouthern friedのレーベル100番突破記念のレーベルサンプラー的なミックスCDです。
まあ、色んなところで紹介されてるので、言わずと知れてますが、mix担当はmighty dub katzことnorman cook大先生とcagedbaby。もはや、cagedbabyは完全にnorman大先生の片腕なんですね。っつうことで、よく色んなところで書かれてるspace cowboyに対する"fatboy slimの秘蔵っ子"って表現はそろそろcagedbabyにゆずってあげた方がいいように思います。
disc 1のmighty dub katz仕事は、ちょっと前のトラックを中心に収録ってことで、#1からspace cowboyの1stリリース音源のround & roundでスタート。ライセンシーはあきらめたのか(苦笑)。ちなみにround & roundの前に短いイントロが入るのですが、これはfreakpowerのno wayですね。他にもトラックとトラックのつなぎ目にいくつかサンプリングを使ってます。#2と#3の間のギターのカッティングはthree girl rhumbaですね。#4と#5の間にはscanty sandwitchのbecause of youのボイスループが入ってます。#12のイントロに入ってる男性のボイスはwhole church should get drunkです。
どっちかといえばdisc 1の方が僕としてはなじみの深いトラックが多いです。聞いたことが無いのはre-editされたmagic carpet ride 07以外はbassbin twinsのout of handくらい。これ、ファンキーで良いトラックですね。ほしいなあ。どっかでみつからないかなあ。自信の音源に関しても、mighty dub katz最高傑作のit's just a grooveとit's just another grooveの両方を収録させているあたりもいいですね。なぜか、100番のguaguancoは収録してないんですが。全般にすでにちょっと前のトラックばかりなのに今聞いても全然古びてないのはsouthern friedの実力なのか、それともnorman大先生の選曲眼なのか、いやおそらくは両方なんですが。
disc 2はcagedbabyによるいわばリアルタイムのsouthern fried mix。こっちもなかなかいいです。ちょっと最近の曲にひより過ぎている感もないではありませんが。
こっちはとにかくジャンジャンcagedbaby仕事が収録されてるのが逆に小気味よいです。僕が大好きなhello thereのpresets remixを収録しているのが嬉しいところ。ただ、black ghostsをfaceや新曲をいれているのなら、anyway you choose to give itも入れて欲しかったなあというのが正直なところ。あと、ここに収録されてるけどまだリリースされてないのはそのうちに出るんでしょうかね。
しかし、まあ元々は相当マイナーなプライベートレーベルな感のあったsouthern friedもよくもここまで来たなと感慨に絶えないです。初期からのファンとしては、大きなレコ屋でコーナー作って平積みで試聴も置いてあったりするのを見ると、嬉しくも不思議な気分ですわ。まあね、言わずもがな、とにかくオススメです。僕がどうしてこのレーベルにこだわってるのかは、これを聞けばよーく理解できると思います。
僕もそのうち、レビューが全部終わったらsouthern fried onlyのmix cdを作ってみましょうかね。
V.A (MIXED BY MIGHTY DUB KATS & CAGEDBABY) / SOUTHERN FRIED & TESTED]]>CAGEDBABY / DISCO BISCUIThttp://mats3003.exblog.jp/5651479/2007-05-27T23:58:49+09:002007-05-27T23:47:54+09:002007-05-27T23:47:54+09:00mats3003southern friedそうか、human audio spongeのパシフィコ横浜ライブの1曲目は以心電信だったのかぁ。youtubeでちょっとだけ見れるけど、全部みたいなあ。YMOの曲で一番好きな曲なんだよお。
southern fried records(ほぼ)オールカタログレビュー
ECB81 リリースは2005年12月ごろ
cagedbabyのアルバムからのシングルカットは、disco biscuit。
なんであえてカットしたんだろうってくらい実はいまいちピンときてないシングルなんですが、まあいいや。
original mixはタイトルどおりのギラギラ系のディスコトラックというよりも、もうちょっとスマートなバレアリックの再発ものみたいな印象。どっちかといえばディスコダブ系の音との相性が良さそうな音。idjut boysあたりがリミックスすると良さそうな感じも。
ちなみに#Bのagainst the wallもアルバムに収録されてるので、音源のみを聞きたいのであれば、そんなに入手することは正直重要じゃなかったりします。このagainst the wallの方は、ベースラインが印象的なメジャー感の強いエレクトロポップ。new orderというかマンチェスターのバンドの音みたい。サビでアクセントのようにwindowsの完了音のSEが入ってるんだけど、iTUNESで聞いてて、一瞬、なんかダウンロードでもしたのかと思っちゃったよ(笑) なんでこんな音をサンプリングしてるんだ?
今回もリミックス盤をリリースしていて、リミキサーはmidnight mikeにfreaksにboy 8-bitというちょっと異色なメンバー。実はこっちは持ってない(あまり面子に惹かれなかった)ので、なんとも言えないなあ。試聴してもそれほど興味がないので、まあ、そんなもんです。
cagedbabyに関しては嫌いじゃないし、むしろ好きなほうなんだけどいまいちはまりきれないのが正直なところです。
CAGEDBABY / DISCO BISCUIT
CAGEDBABY / DISCO BISCUIT (REMIXES)]]>PAUL HARTNOLL FEAT. ROBERT SMITH / PLEASE (THE REMIXES)http://mats3003.exblog.jp/5632761/2007-05-24T01:42:45+09:002007-05-24T01:42:45+09:002007-05-24T01:42:45+09:00mats300312 inchそういや、ちょっと前にパソコンで音楽ファイルの再生が全くできなくなったことがあって、どうも原因がiTUNESかWMPのバージョンアップにあるっぽかったので、初めてシステムの復元ってやつをやってみましたよ。意外とうまく行くもんなんですね。システムだけ元に戻すのでダウンロードしたファイルとかはそのままになってるし。しかし、このままじゃこのPCを使ってる限りはiTUNESもWMPも古いバージョンを続けるしかないのが微妙に不安。まあ、後、1年か2年もしたら買い換えるから別に良いんだけど。
PAUL HARTNOLL FEAT. ROBERT SMITH / PLEASE (THE REMIXES)]]>V.A. (MIXED BY FRED DEAKIN) / THE TRIPTYCHhttp://mats3003.exblog.jp/5622905/2007-05-22T02:21:53+09:002007-05-22T02:21:53+09:002007-05-22T02:21:53+09:00mats3003MIX CDMingering Mike.仮想のレコードを「リリース」しつづけた男。
すげえなあ、ときめくわ、これ。アウトサイダーアートとしても素晴らしいし、ある種の妄想の実現としても素晴らしい。音楽が大好きでかつちょっと空想癖のある人ならば、中学生くらいのころにこういうことをやったこと無い人はいないはず。もちろん、僕もやったことあります(笑)
lemon jellyのメンバーによるミックスCDなんていかがでしょうか。
しかも、3枚組み。全部で4時間。90曲。いやあ、普通なら胃もたれをおこしそうな長さですが、これが実に素晴らしい。
昨今の2 many dj'sブームでオールミックスで1曲2分くらいのマッシュアップものはもう、素人から大御所まで結構な数でておりますが、やっぱ古参のlemon jellyは一味違います。
とにかく全編、ゆるい。でもそれがすばらしい。ゆるいんだけど、たるくない。これが出来るのはやっぱ、センスとテクニックの問題。
だって、トラック自体はそれぞれけっこうアッパーなのも入ってるんだもん。しかも、選曲のレンジが異常に広い。トラックリストを見てもらえばわかるとおり、
penguin cafe orchestraとdave angel(しかも、tonka remix!)とmama cassとsaint ettienneが一枚に同居し、ettienne de crecyとxtcとdudley mooreとtheo parrishが同居する。james lastとbugz in the atticとian o'brienも一枚に収められている。こんなミックスCDはそう滅多にお目にかかれるものではない。discogsを見るとジャンルの表示がえらいことになってる。しかも、一枚通して、いや、3枚すべて通してもそれが非常に自然に同じ目線で聞かせられる辺りが本当のものすごさ。
これはもう、聞いてもらうしかないのですが、よい音楽を探しだして紹介するという行為と、人を楽しませるという行為が極めて高いレベルで融合している稀有なmix cdです。
たいした幅の音楽を聴いてないで、ジャンル不要とかボーダーレスとか言ってるすべての素人DJたち(もちろん、僕も含んでるけど)はこれを聞いて修行しなおしなさいってこった。
V.A. (MIXED BY FRED DEAKIN) / THE TRIPTYCH]]>CAGEDBABY / 16 LOVERShttp://mats3003.exblog.jp/5617174/2007-05-21T00:59:00+09:002007-05-21T09:48:03+09:002007-05-21T00:59:53+09:00mats3003southern friedすんません、特に平日の仕事がここんところばたばたしてたもんで、ずっと更新できませんでした。ネタは色々書いてるし、色々キラーなヤツも買ってるのですが。
おわびといっちゃあ、何ですが5,6年は昔に作ったDJミックスがポロッと出てきたので、アップしてみます。多分、昔からの友人は聞いたことあるかも。無茶苦茶下手なのと、古すぎて失神しそうですが、閑な方は聞いてみてくれると嬉しいです。普段のブログみたいなエレクトロテイストはかけらもありません。ある意味、めがね~ずとmats n' lapinをつなぐミッシングリンク的な何かです。
jet mix
注意: 1曲目でひかないでください(笑) トラックリストはいつかアップするかも。