ムーミンに
いじわるばあさんに
竹山の相方か。いっぺんにいろんな方がお亡くなりになりましたね。不謹慎ながら、明日のワイドショーの担当は頭を抱えてそうです。
正直、聞くスピードと買うスピードが追いついてない気もしないでもないのですが、とりあえず最近のゲットネタ。
僕が好きな音楽は大雑把にわけると、かっこいい曲と楽しい曲といい曲なんですが、その中でもこれはいい曲カテゴリーに入るやつです。
escalatorで大プッシュされてるhelen eriksenというノルウェイのシンガーのアルバムです。
例えて言えば、北欧でジャズ畑に育ったannieがzero 7を聞いてエレクトロニカへのアプローチに目覚めて、アシッドジャズ期のbrand-new heaviesと一緒に作ったかのようなエレクトロニカアシッドジャズポップ。
北欧アーティスト特有の透明なエレクトリック感とジャズ畑で育って血肉になっているマナーがきれいに融合している。どうやらサックス奏者らしく、アルバムでも何曲か聞かせているんだけど、正直、ジャズくさすぎるのはちょっとマイナス。でもボーカルはすごく好きな声。そして、好きなメロディライン。一度聞くと何回か繰り返したくなるような不思議な魅力にあふれているアルバム。ちなみに#2のtanya's tambourinを12"でカットしてるのですが、リミキサーは北欧ハウスのキーパーソンbjorn torske。やっぱ間違いない人ですな。
annieとかlily allenとかの今の世代のクラブを通過したフィメールポップミュージックが好きな人なら絶対にオススメです。僕は昔、日本のクラブジャズを中心としたオールミックスのシーンが好きで、よく遊びに行ったりしていたのですが、あの頃、一番聞きたかったのって、こういう音だったのかもなあと思ったりもして。というか、日本のアーティストにこういう音楽をだしてほしかったとも思ったりします。
HELEN ERIKSEN / SMALL HALL CLASSIC